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どんなに貧しい人でも無料で治療が受けられる、カンボジアのシアヌーク病院 サイトマップ
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活動内容と目的

シアヌーク病院の活動は、診療のみに留まりません。
 長い内戦は、衛生事情の劣悪化や、医療技術の大きな後退など、数々の後遺症を残しました。その結果、人々が病にかかりやすく、しかも十分な治療を受けられないという悪しき社会構造が現出し、人々を苦しめているのです。
 対処療法的な治療だけでは十分ではない。この問題を抜本的に解決していかなければ、カンボジアの人々の病を、真に救うことは出来ないのではないか──。
私たちはそう考え、以下の3つの活動を推し進めています。

現地の医療スタッフに、世界最先端の医療技術を教育。カンボジア全体の医療技術の前進に、大きく貢献しています。
HIV(エイズウィルス)が、母親から胎児に感染しないようにする研究。
地雷のため、手足を失った方々のための専門集中治療。


シアヌーク病院の予算と治療費
 シアヌーク病院の年間予算は約200万ドルとなっています。
(カンボジアの物価安のため、米国の病院の治療経費のおよそ10分の1、英国の国家医療制度の治療経費の5分の1で済んでいます)


寄付金の使用用途
 当病院では、たとえ1ドルでも、いただいた寄付金で、できるだけ多くの人々が恩恵を受けられるよう、最善の努力をしています。

 プノンペンで医療サービスを提供する費用は、先進国の病院に比べれば非常に安く、いただいた寄付金は、皆様が考えるよりはるかに大きな意義を持ち、多くの人命を確実に救っているのです。

6ドルで 生死にかかわる重症のマラリア患者1人を治療するための医薬品を提供できます。
10ドルで 肺炎患者1人を、生死に関わるほど症状が重くなる前に治療するための、医薬品が提供できます。
123ドルで 手術を受ける患者、または重症患者が1人が、1日入院することができます。通常、患者は非常に重症の状態で病院に到着しますが、6日間の治療と入院により、通常は回復して退院し、後は外来患者として経過を観察するだけでよくなります。
492ドルで 手術を受ける患者が1人、4日間入することができ、こうした患者は、回復してリハビリを行った後、生産的な生活に復帰することができます。
3,000ドルで 実地訓練を積みながら患者の治療に携わる、カンボジア人看護婦1人を後援することができます。
6,000ドルで カンボジア人外科研修生1人を後援するため、年間給与を提供することができます。
*これらの費用には、検査、レントゲン、薬剤、手術室、消毒、清掃および保安スタッフの費用、および、教育訓練を主な職務とする外国人スタッフの費用が含まれます。


スタッフの貢献と努力
 こうした貴重な寄付を受けて活動している病院スタッフの志気も、目を見張るものがあります。限られた予算の中でも、最高度の医療でカンボジアの人々を救おうと、全員が理想に燃えて日々の業務に取り組んでいるのです。

シアヌーク病院のスタッフは、例えばコンピューターのような必要度の高い機器についても、後に寄贈される可能性があれば、何カ月でも待つ覚悟があります。当病院の管理者は、専用の(寄贈された)マシンを使えるようになるまで、8カ月間も待ちました。古い中古の自動車を、多くのスタッフが共用しています。
オーバーワークの医療スタッフを支援するために来院する、ボランティアの看護婦や医師たち──例えば英国から来院したヘザー・マグソンなどは、6カ月間給与をもらわずに当病院で働けるだけの資金と飛行機の運賃を、自分で貯めてきました。
当病院で働くためにカンボジアに来た外国人居住者のほとんどが、奉仕的な給与で働いてくれています。特に、米国や英国の医師や看護婦は、以前の職務では、現在支給されている給与の何倍もの金額を得ていました。
医療ディレクターや外科ディレクターは、資金援助を受けられるまでは、制限された医療サービスや研修、設備の中でも最高の診療や教育を行えるよう、やりくりしていくことをポリシーにしています。
シアヌーク病院は、消耗品や機器の大半を、メーカーや病院から無料で調達しています。これにより当病院は、何十万ドルという金額を節約しました。
メインスポンサーである深見氏が代表を務めるワールドメイトのサポーター5万人が、コンスタントに病院運営の大半の資金サポートを行ってくださっているお蔭で、当病院はほとんどの施設を賄い、運営していくことが出来ています。



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