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シアヌーク病院のスタッフは、例えばコンピューターのような必要度の高い機器についても、後に寄贈される可能性があれば、何カ月でも待つ覚悟があります。当病院の管理者は、専用の(寄贈された)マシンを使えるようになるまで、8カ月間も待ちました。古い中古の自動車を、多くのスタッフが共用しています。 |
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オーバーワークの医療スタッフを支援するために来院する、ボランティアの看護婦や医師たち──例えば英国から来院したヘザー・マグソンなどは、6カ月間給与をもらわずに当病院で働けるだけの資金と飛行機の運賃を、自分で貯めてきました。 |
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当病院で働くためにカンボジアに来た外国人居住者のほとんどが、奉仕的な給与で働いてくれています。特に、米国や英国の医師や看護婦は、以前の職務では、現在支給されている給与の何倍もの金額を得ていました。 |
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医療ディレクターや外科ディレクターは、資金援助を受けられるまでは、制限された医療サービスや研修、設備の中でも最高の診療や教育を行えるよう、やりくりしていくことをポリシーにしています。 |
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シアヌーク病院は、消耗品や機器の大半を、メーカーや病院から無料で調達しています。これにより当病院は、何十万ドルという金額を節約しました。 |
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メインスポンサーである深見氏が代表を務めるワールドメイトのサポーター5万人が、コンスタントに病院運営の大半の資金サポートを行ってくださっているお蔭で、当病院はほとんどの施設を賄い、運営していくことが出来ています。 |